開催場所 鎌倉芸術館小ホール 地図
18:00 開場、18:30 開演
プログラム1 | 「モーツァルトで幕あき」 モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』より 毎年、発表会の始まりはおこしいただいたお客様への顔見せから。バッハやハイドンなどの古典音楽だったり、ある時は映画音楽だったり、使用する音楽は様々ですが「皆で楽しく明るく」というスタイルは第一回目の発表会から変わりません。お馴染みのモーツァルトの調べに負けないよう、今年も元気よく幕を開けたいと思います。 |
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プログラム2 | 「子供のためのバレエ組曲」 ディズニー『ディズニー・ファンタジー・ワールド』より 「ピノキオ」「白雪姫」「シンデレラ」などディズニーのナンバーにのって子供たちが踊るこの作品は当研究所の定番です。はじめのうちは研究生のみの出演でしたが、男性ゲストが加わったり、更にナンバーを増やして大きな作品になったり、形を変えながら上演を重ねてきました。今年は初演時の音楽で子供たちと男性ゲストが踊ります。 |
プログラム3 | 「不思議旅行」 ツトム・ヤマシタ『サヌカイトの幻想』より サヌカイトとは石のこと。打つと高い金属的な音がすることから「カンカン石」とも呼ばれているそうです。このサヌカイトとシンセサイザーが奏でる幻想的な音楽と、主人公と不思議の国の住人たちとの交流を楽しんでいただければと思います。 |
プログラム4 | 「マジシャン」 プーランク『牝鹿』 プーランクの軽快な音楽にのってマジックショーが始まります。何が飛び出すかはご覧になってからのお楽しみ。楽しいひとときになりますように。 |
プログラム5 | 「祭りの広場:2010」 ドリーブ『泉』 発表会の締めくくりは大勢で華やかに。男性ゲストとのカップルも2組登場します。 使用している音楽『泉』はこれまで何度か子供たちだけで踊ったことはありますが、大人が踊るのは今回が初めてです。「子供たちが踊っているのを観ていてずっと自分も踊ってみたいと思っていた」と喜ぶ声もあり、子供から大人まで一緒に楽しんで踊る姿をお見せできればと思います。 |
わたしは、テレビの子供番組を見て、バレエに、きょう味をもちました。
見よう見まねのバレエを毎日のようにおどっていました。
様子を見ていたお母さんが長野先生のところにつれてきてくれたのは、2歳の時です。
初めてのレッスンは、おむつの上からレオタードを着ました。
始めのうちは、ずっとだっこをされながら泣いていたけれど、おどっているおねえさんたちを見ているうちに、わたしもおどれるようになりました。
わたしが、すきなレッスンは、発表会のふりつけです。
ふだんのレッスンにはないふりをおどることは、おもしろいです。
むずかしいふりもあるけれど、それがおどれるようになったり新しいことを教わると、バレエがもっと楽しくなります。
家でも音楽をかけてれん習をします。
妹とふりを教えあったり、お友だちのふりをおどってみることも楽しいです。
発表会の本番は、きんちょうするけれど気あいが入ります。
まちがえないように、きれいにおどろうと心がけています。
発表会を見てくれた人たちにほめてもらえるとうれしくて、またがんばろうと思います。
わたしは、たのしいのでバレエがすきです。
研究生 廣井 彩乃(小学3年)
第30回の発表会も無事終えることができました。
暑い中、足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
観客の方々や出演者から「楽しかった」との声をいただき、大変しあわせに感じております。これからまた一年、次の発表会に向かってできることを精一杯やっていきたいと思います。また基本的な稽古に戻りながらも「踊り」というものを、もう一度しっかり教えていきたいと考えています。
どうぞこれからも私共の研究所を見守っていてくださいませ。
2010年9月7日 長野与里子